今シーズンも多数のご参加ありがとうございました。
今季も小坂正則選手が総合優勝です。村田選手、松本選手も見事でした。
村田選手はかつてマスターズ選手権を連覇しました。今季はカテゴリー1の表彰台に乗りました。
松本選手は娘さん、息子さんが下位の女子、男子カテゴリーで優勝しています。家族での英才教育が実りつつあります。
カテゴリー1の選手を見ると、節制していれば、ずっと上を見続けられることを、事実を持って教えてくれます。
23歳、30歳、競争をいつまで続けられるか考える節目がありますが、まだ続けられる勇気をもらえます。
MTB、ロードをやりながらシクロクロスに参戦し、小坂選手を倒した若い選手がいました。
MTBからは沢田時選手、竹内 遼選手、ロードからは中里 仁選手です。
沢田選手は日本一強い選手で別格ですが、竹内、中里選手の勝利は革命です。絵になるゴールシーンをAJOCCの結果ページに採用しました。
マスターズの試合は本来こうあるべきだというやり方で行いました。
50歳は50歳と戦ってください、60歳は60歳と戦ってくださいというもので、当然だと思います。
第1戦の富士山で、50歳を1本目、40歳を2本目に分けたのは参加人数が多かったためですが、いい結果を見れたと思います。
佐井 選手、京都からはるばる参加し、1位です。関西のマスターズのレベルの高さを見せました。
カテゴリー3の選手がマスターズチャンピオンの筧選手の独走を許しませんでした。
この地域の試合は、シクロクロス競技が自然との戦いであることを強く認識させます。
レースの風景は非日常で、シマノのカレンダーに採用してもらいたいような美しい景色ばかりです。
デジカメの写真を振り返ってみると、試合中の疲れ、痺れの記憶とともに自分が美しい風景の一部になっていることを教えてくれるでしょう。
何度か猛烈な寒さを経験すると、1月末には、寒さが緩むことが分かるようになります。
楽しかった冬も終わりです。
まだシーズン終盤戦が他地域で残っていますが、毎週試合のあるプロと同じ生活を多くの選手は過ごしてきました。
体はあちこち壊れています。再生することで強くなります。
ロード、MTBシーズンとの間は1週間自転車を降りて、ボールを追ったり、歩いたりする休みを入れてください。